廣川政樹 作品
心
Distance
Ⅰ
作品解説
この作品は、現在の複雑な世界情勢の終着点を予測することが困難な中、自分だけでなく全員のことを考えて行動する重要性を表現しています。
プログラミングの多次元配列を例に、複雑な構造も理解すれば容易に扱えることを示しています。しかし、世界が千年に一度の大きな転換期に入った今、個人の枠組みに囚われて自他の隔たりを感じていては、より高い理解には至らないと考えています。
人類が次のステージへ進むためには、他者を自分と同じように思いやることが求められており、私たちが「心」と呼んでいるものは、自我を守る「精神」という檻に過ぎないのではないかと問いかけています。
マスク着用や人との距離を置く「分離」の状況にありながらも、閉ざされた空間が開放され、分離すればやがて結合するという循環を示しています。
毎日発表される世界中の亡くなった方々の数に胸を痛めつつも、これらは世界がより良い方向へ変化するためのプロセスであり、いつか現在を振り返って重要な過程だったと思える日が来ると信じています。
愛は常に我を超えたところにあります。
← 作品一覧へ戻る