廣川政樹 作品
水葬
Burial at Sea
Ⅰ
作品解説
死は創造であり、神との再会であり、瞬く間の神秘です。魂が記憶と共に命の原泉へ還った時、様々な存在の数多の記憶と混ざり合い、再び一滴の雫として生を受けるのです。その時、かつての人格は既になく、名も知らぬ誰かの魂の欠片となるでしょう。何千年、何万年、何億年後か、全ての輪廻転生を終えたら、皆等しく大いなる光の元へ迎えられます。そこにはきっと孤独もなければ苦悩もありません。困難な時もただ黙々と前だけを見据え歩みを進めていれば、いつか悠遠の涅槃に至ることができると、私はまだ信じています。
← 作品一覧へ戻る